今日、ネコ科の猛獣に遭遇した。
ライオン、トラ、ヒョウ、アビシニアンなど、
最強説が囁かれる動物は例外なくネコ科だ。
そんなネコ科の猛獣が、我が物顔で
マンションの敷地内を侵犯し、エアコン室外機上を占拠している。
その野生特有の鋭い眼光は、
「隙あらば郵便受けやガスメーターも占拠してやる」
と言わんばかりだ。
もはや武力衝突は避けられない。
もしこのネコ科の猛獣と闘うなら、どんな戦法が有効か?
まず大事なのは距離。間合いだ。
ネコ科の動物は自らのヒゲの幅を本能で覚えている。
ヒゲの幅を基準に、通り抜けられる隙間と
通り抜けられない隙間を瞬時に見分ける。
攻撃範囲、守備範囲、交友範囲、デリケートゾーン、
ネコ科の動物にとっては、すべてはヒゲの幅が基準なのだ。
逆に言えば、この間合いさえ外せば、
いかに最強の猛獣と言えど何もできない。
ヒゲの幅の距離に詰められないよう利き腕を前方に伸ばし
指さし確認の要領で牽制しつつ、
遠目の間合いから一気に首根っこをつかむ。
首根っこさえつかんでしまえば、猛獣も飼いネコも変わらない。
後は気長に毛玉を吐き出すのを待つだけだ。
幸い今日は、テレビに出てきた倖田來未のモノマネをする人の
大声に驚いたネコ科の猛獣が逃げていったため、闘いは回避された。
ちなみに私は、これまでも数々の野生動物との闘いを
シミュレーションし、その度に完全勝利を収めている。
この機会にそちらも読み返していただければ幸いである。
もし闘わば(大きな動物編)
もし闘わば(大きな虫編)
もし闘わば(大型犬編)
もし闘わば(対複数編)
室外機の上にクリスタルガイザーを満たしたペットボトルを配置してから、
今日はこの辺で横になることにする。