2010年4月28日水曜日

2010年、居留守新時代へ


我がアパートのインターホンが
モニターつきのものに生まれ変わった。

最近はお届け物、あるいは回覧板を装い、
玄関を開けた一瞬の隙を狙って部屋の中へ
何らかの小動物を侵入させるといった
凶悪犯罪が横行している。

そこで大家さんが工業高校で学んだ知識を総動員して
取りつけ工事を行ってくれたのだ。

私は基本的に誰かが訪ねてきても
居留守を使うことにしているが、
それでも「お届け物です」と言われると
ドアを開けずにはいられない。

先日も、お届け物につられてドアチェーンを外したら
30分以上宇宙の真理に関して説明されたことがあった。

しかし、モニターさえあれば
小脇に抱えたお届け物の有無を裸眼で確認できる。

もうセールスも集金人も怖くない。

彼らの正体を映像として認識したが最後、
私はうつ伏せで目を閉じて仮死状態となり、
玄関先安全宣言が発令されるまで
決して息を吹き返すことはないのだ。

私の居留守ライフは
晴れてネクストステージに突入した。

今日は誰もいない玄関をモニタリングして
拾い集めたビニール傘を数えつつ、
この辺で横になることにする。