今日、オシャレな象に会った。 象といったら真っさきに連想するのは 『かわいそうなぞう』だ。 小学1年生の国語の授業で 初めてその話を読んだときは、 人も動物も不幸にする戦争というものに やりきれない怒りを抱いたものだ。 しかし今日出会った象は 少しもかわいそうではない。 ポップな体色に楽しげなポーズ。 そして何よりオシャレなウエスタンハットで 読者モデル然とした風格を漂わせている。 ハットのアニマルプリントからも、 肉食動物に媚びない確固たる意志が感じ取れる。 いやはや、これは認識を改めなければならない。 もはや戦後ではない。 そして、もはや象はかわいそうではない。 我々が象に対して抱いていた ネガティブなイメージは、 完全に象自らの鼻で払拭されていたのだ。 心の毒なしメークインを捧げることによって 象へのはなむけに変えさせていただきつつ、 今日はこの辺で横になることにする。
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