11月30日、例年通り山じまいが行われ、 2010年の虫取りシーズンは幕を閉じた。 この際、各虫取り人は1本だけ樹木を伐採して クリスマスツリー用に持ち帰ることが許されている。 私も手ごろな樹木を糸のこで切り、 近所の商店街に寄付させてもらった。 七色にスパークリングフラッシュするツリーは、 イヤなことを忘れさせてくれる。 見ているだけで楽しい気分になり、鼓動が早まる。 顔が紅潮して、足取りがおぼつかなくなる。 最終的には手足の震えや幻覚に悩まされたりもする。 危ない危ない。 このままでは電飾の魔性と、 (サンタ)クロースへの依存によって 骨抜きにされてしまう。 山が閉鎖され、無職となり、 もっと危機感を抱かなければいけない私にとって、 街にはびこるクリスマスムードは誘惑の甘い罠。 地に足をつけ、就職活動に本腰を入れていきたい。 ちなみに虫取り協会所属の虫取り人は全18人なので、 伐採された樹木は18本。 そして山開きの日には虫取り協会の積立金で、 20本の樹木が植樹される。 森林伐採による地球温暖化的な 批判には及ばないことを強調しつつ、 今日はこの辺で横になることにする。
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