川端さんが拾い集めてきた傘を、ようやく返却し終えた。
壊れている傘は不燃ゴミとして捨て、
その他は近所を一軒一軒訪ねて、
心当たりがないか聞いて回ったのだ。
骨の折れる作業ではあるが、
季節柄、傘がなくて困っている人も多いはずなので、
放っておくわけにはいかない。
地道な捜査の末、約1週間かかったが
どうにかすべての傘の持ち主を見つけることができた。
大概の人は、「動物のしたこと」と大目に見てくれたが、
中には非常に憤っておられる方もおり、
そんな場合は、ただただ平謝りするしかなかった。
この場を借りて、改めてご近所の方に
お詫び申しあげたい。
いろんな人に頭を下げ、今日は謝り疲れたので
この辺で横になることにする。
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