冷蔵庫の電源を切り、不眠不休、飲まず食わずで
霜が溶けるのを眺め始めて1週間。
もうすぐ編集部の夏休みが明けようという段階になっても、
まだ半分以上の霜が冷凍庫に残っていた。
想像以上に霜が溶けるスピードは遅く、
体力と精神力の消耗も尋常ではない。
プロのドモホリニストは、毎日こんな激務に耐えているのか。
そんなことを考えながら失いかけた意識を、
バリバリという轟音が呼び覚ます。
奇跡は起こった。
自らの重さに耐えきれなくなった霜が、
塊のまま洗面器に落下したのだ。
苦節1週間、ついにすべての霜を取り除くことに成功した。
このひと夏の経験は、私の今後の人生を生きていくうえで
掛け替えのない財産となることだろう。
とにかく、もう体力的に限界が近い。
1週間分の睡眠を取り戻すべく、
この辺で横になることにする。
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