我が家には天窓がある。 日光を部屋に取り込むことで 自然の山林に近い環境を作り出し、 捕まえてきた虫たちに何らかの ポジティブな影響を与えるためだ。 しかし最近強烈な西日が容赦なく照射して、 室温を異常な高さまで上昇させる事態となり、 やむを得ず天窓をダンボールで塞ぐことにした。 これは私の部屋だけの問題ではない。 いわば地球環境の縮図である。 天窓という名のオゾンホールから降り注ぐ紫外線が 私という名のホッキョクグマの生態系を脅かし、 エコバッグ的な解決策も焼け石に水といった状況なのだ。 我が家の天窓はダンボールで塞げばいいが、 実際のオゾンホールは、そんな簡単な話ではない。 しかし、いつの日かそのリアルオゾンホール、 いわゆるROHをもダンボールで塞ぐことこそが 私に科せられた使命、生まれてきた意味だと思っている。 そのために、とりあえずいまは 自分にできることをするしかないのだ。 ダンボールの隙間から差し込む直射日光を 眉間に受けながら、今日はこの辺で横になることにする。
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