知り合いの社長がアメリカのお菓子をくれた。 いなり寿司専門店の海外進出に関する リサーチが目的で渡米した際に購入したものらしい。 アメリカのお菓子というものは、基本毒々しい。 "派手なものほど毒の含有率が高い"という キノコに関する俗説に従うならば、 6割以上が致死量を超える毒を 含んでいるといっても過言ではない。 この辺は、さすが『悪魔の毒々モンスター』の お膝元といった感じだろう。 今回いただいたお菓子も どす黒くとぐろを巻いており、 口に入れるのが憚られるビジュアルだ。 しかし、いまの私にとって 経口でエネルギーに変化する物質は 何であれありがたい。 早速開封し、目をつぶって口の中に放り込む。 するとどうだろう。 ケミカルな香りとゴムのような食感は 胃の中に達しても確かな違和感を残し、 大いなる存在感を発揮したのだ。 腹持ちのよさに関して言えば、 和菓子では足下にも及ばないステージに達していると 言っていいだろう。 なんとか年内の食料確保に目処が立ったことに 胸をなで下ろしつつ、 今日はこの辺で横になることにする。
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