冬の風物詩であるイルミネーション、 俗に言う冬イルミが街を彩る季節だ。 クリスマスを始めとする 年末の軟派なイベントとは無縁の私でも、 冬イルミを見るとテンションが上がる。 これは、木々にデコレーションされている ムギ球のひとつひとつから、 α波の分泌を促す何らかの可視光線が 発せられている証拠だ。 私は気分が落ち込んだとき、 冬イルミの光を全身に浴びることによって 心の充電を行うことにしている。 通路の真ん中に横たわり、目を閉じる。 人目など気にしない。 仰向け、うつ伏せ、全身にまんべんなく浴びる。 この、森林浴ならぬイルミン浴こそ、 私が20パーセント近い体脂肪率をキープしている 秘訣と言っていいだろう。 イルミの光は脂肪となって全身に蓄えられ、 生命の危機に瀕したときには エネルギーとなって消費されると言われているのだ。 充電完了まで、あと数時間。 今日はこのまま冬イルミの光を浴びながら 横になることにする。
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