実家には、私が野球少年だったころの写真が飾ってある。
日本でも有数のポカリ、あるいはNCAA消費量を誇る
西千葉サンフラワーズの一員として過ごした小学生時代。
正3塁ランナーコーチャーだった私は、
基本的に試合に出ることはなかった。
しかし1度だけ、レギュラーメンバーが
軒並みインフルエンザに倒れたため、
7番レフトとして試合に出る機会があった。
写真はそのときのものだ。
京成スカイライナーズとの息詰まる投手戦。
0対0で迎えた最終回。
ツーアウト、ランナー2、3塁の場面で
私に打順が回ってきた。
2ストライクと追い込まれ、球場全体に緊張感がみなぎる。
いつもは冷静な監督も、
緊張のあまり鼻の下にかいた汗を拭う。
この仕草をスクイズのサインと勘違いした私は、
スリーバント失敗でアウトとなったのだ。
大人になったいまでも、1年に1回は
あのときの夢を見てうなされる。
恐らく今夜もうなされて大量の寝汗をかくことだろう。
首筋及び、脇の下周辺にタオルを仕込んでから、
今日はこの辺で横になることにする。
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