2009年1月28日水曜日

絶妙な茹で加減



先日のお供え物のおかげで水分だけは豊富にあるのだが、
やはり固形物を食べないと満腹感を得られない。

そこで、今日は山へ行ってあわよくば山菜を、
最悪でも食べられる草を採ることにした。

閉鎖中の山に忍び込むのは虫取り人にとって御法度だが、
幼虫を掘り返しに行くわけではないので
山の神様も大目に見てくれるだろう。

早速、よさそうな草を物色する。

幸い私には、食べられる草と
そうでない草を見分ける能力が備わっている。

食べられない草は、手に取った瞬間に大体わかるのだ。

下腹部を押さえて苦しそうにしている自分の姿が、
インスピレーションとなって後頭部に写し出されるからだ。

小一時間ほど山を徘徊するうちに、ついにこれぞという
セイタカアワダチソウ的な草を見つけた。

手に取ってみると、後頭部にビジョンが写し出される。

電車内で車掌に取り押さえられた私が、
乗客から非難を浴びている映像だ。

大丈夫。腹痛的な要素はない。
これは食べられる草だ。

家に持ち帰り、おひたしにして食してみる。

口いっぱいに広がる苦みと、永遠に持続する噛みごたえ。
どちらかと言うと成功の部類に入るだろう。

鉄分やミネラルを明日への活力に変えながら、
今日はこの辺で横になることにする。

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