2009年7月9日木曜日

悲しき桃色のSADAME


 
ふだんは虫取りのため、極力黒や緑、
茶色系の服を着用するようにしている。

なるべく山に同化し、虫たちを欺くためだ。

しかし私とて、たまにはそんな地味な服ばかりでなく、
かわいい真っピンクの服が着たい。

そんな鬱積した思いが爆発し、
今日、真っピンクのTシャツを購入し、着用した。

弾ける笑顔は、私の体を構成する細胞の
ひとつひとつが真っピンクを欲していたことを物語る。

だが、幸せな時間は長くは続かない。

人は夢を叶えるために
何かしらを犠牲にしなければならない。

虫取り人として大成するためには、
真っピンク願望を封印するしかないのだ。

真っピンクな私は今日限り。
明日からは、また地味な虫取り人として生きていく。

それが運命(さだめ)なのだ。

溢れ出るフェミニンな魅力を鳩尾に押し込みつつ、
今日はこの辺で横になることにする。

0 件のコメント:

コメントを投稿