中学校の教師をしている友人から、 歴史の授業で使ったという教材DVDを借りた。 私は学生時代から歴史を学ぶことが好きだった。 中でも旧石器時代以前の日本史は得意分野だ。 今回借りたDVDは、日本に伝来した稲作の技術を巡って 対立した2大勢力の、血で血を洗う分派闘争を 振り返るドキュメントである。 田植え、精米方法、ブレンド米を巡る 両者のイデオロギーは決して相容れることがなく、 ときには田んぼの中での直接対決にも発展したという。 猪木の金的攻撃を巡る大乱闘は、 いま見ても震えるほどの緊張感だ。 そしてふたつの勢力の思想が連綿と受け継がれた結果、 現在の日本はコシヒカリとササニシキという 2大ブランドを要する米食大国となったのだ。 もちろんその延長線上には熟女ライスが 白米の最高峰として鎮座している。 我々が今日、主食として米を貪る影には、 多くの人の血が流れていることを忘れてはならない。 日本のお米は世界でいちばん。 そんな誇りで空腹をごまかしつつ、 今日はこの辺で横になることにする。
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