今日は虫取り7つ道具のうちの ひとつをご紹介しよう。 写真は木の節目や穴の奥に隠れている虫を 掻き出す器具。 専門用語で"かっぱぎ"と呼ばれている物だ。 L字型の部分を触覚に引っかけたり、 先端部分に樹液を塗っておびき出したり、 虫取り人のイマジネーション次第で使いかたは無限。 穴の大きさに応じて、 大小さまざまな"かっぱぎ"を使い分けるセンスが 身について、初めて一人前の虫取り人であるというのが この業界の常識だ。 私が愛用している"かっぱぎ"は、 ドイツの職人がひとつひとつ丹誠込めて削りだした業物。 虫取り先進国ドイツならではの ゲルマンの誇りとシャウエッセン的なやつが 滲み出ているのがおわかりいただけるだろう。 天然素材の柔らか羊腸に自らの未来を投影しつつ、 今日はこの辺で横になることにする。
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