2009年10月6日火曜日

六角の黒光り


今日は虫取り7つ道具のうちの
ひとつをご紹介しよう。

写真は木の節目や穴の奥に隠れている虫を
掻き出す器具。

専門用語で"かっぱぎ"と呼ばれている物だ。

L字型の部分を触覚に引っかけたり、
先端部分に樹液を塗っておびき出したり、
虫取り人のイマジネーション次第で使いかたは無限。

穴の大きさに応じて、
大小さまざまな"かっぱぎ"を使い分けるセンスが
身について、初めて一人前の虫取り人であるというのが
この業界の常識だ。

私が愛用している"かっぱぎ"は、
ドイツの職人がひとつひとつ丹誠込めて削りだした業物。

虫取り先進国ドイツならではの
ゲルマンの誇りとシャウエッセン的なやつが
滲み出ているのがおわかりいただけるだろう。

天然素材の柔らか羊腸に自らの未来を投影しつつ、
今日はこの辺で横になることにする。

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