2009年6月29日月曜日

電気ウナギの夢


 
土用の丑の日が近いということで、
母が近所の防火水槽で捕まえたという
ウナギを送ってきてくれた。

これはありがたい。
やはり持つべきものは母なるウナギだ。

今年の土用の丑の日は7月19日らしいが、
そんな悠長なことを言ってはいられない。
事態は一刻を争うのだ。

早速私はウナギを捌いて蒲焼いた。

ここでひとつの疑問が頭をもたげる。

ウナギと梅干しの食い合わせが悪いというのは
皆さんご存知の通り。

では、ウナギと落花生はどうなのだろう?

これは、いまだかつて誰も
足を踏み入れなかった新雪地帯。

この実験が成功し、
ウナギと落花生をいっしょに食べることに関しての
安全宣言が発令されれば、
これは料理界、栄養学界にとって偉大な一歩となる。

ウナギのピーナッツ炒め、ピーナッツウナギバター、
ひつまぶしならぬ豆まぶしなど、
夢のメニューが現実味を帯びてくるのだ。

とりあえずウナギをひと口頬張り、
続けて落花生を殻ごと食す。

……大丈夫。少なくとも即効性はない。

1週間ほど体温及び心拍数の変化を見守り、
問題がなければ安全宣言に踏み切ろうと思う。

それにしてもウナギの滋養強壮力は絶大だ。

腿のつけ根周辺が熱を帯び、
このままではちょっと眠れそうもない。

今日は近所をひとっ走りしてから横になることにする。

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