もうすぐ9月も終わり。 虫取りシーズンも残すところ、あと2ヵ月。 そろそろ山じまい後の職捜しを 考えなければならない時期だ。 昨年はスタートダッシュに失敗したため シーズンオフを無職で過ごし、 ひもじい思いをすることになった。 今年こそは豊かな気分で年末年始を迎えられるよう、 リクルート的なエントリーシートを 縁故採用に結びつけたいと思う。 そこで今日は、ピザ切り人の 夜間バイトの面接を受けてきた。 ピザ切り人とは、 ベルトコンベアーに乗って流れてくるピザを、 ピザ切り包丁で均等に切り分ける職業だ。 均等といっても、単に面積的な意味だけでなく、 バジル、アンチョビといったトッピング的な 意味においても均等でなければならない。 これはセンスが要求される職人芸だ。 今回の面接で、 私はサイドメニューに対する熱き思いを語り、 続いて行われた実技試験では、 虫取りで鍛えたスナップの強さをアピールした。 正直、相当な手応えを感じている。 結果は後日連絡するとのことだが、 ほぼ内定と見て間違いないだろう。 ちなみに、ピザ切り包丁にこびりついたチーズは、 賄いとして食べることが許されている。 モッツァレラの香りに包まれた 魅惑のシーズンオフを夢見つつ、 今日はこの辺で横になることにする。
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