2009年9月2日水曜日

筋持久力の申し子たち


 
虫取り人にいちばん必要な筋力は何かと問われれば、
それは背筋力であると即答するだろう。

クヌギの木を引っこ抜く要領で揺さぶり、
虫を落とすには人並みはずれた背筋力が必要だ。

背筋力300キロオーバーを誇る長嶋一茂が
虫取り人になっていたら、
さぞかし大成していたことだろう。

そして2番目に重要なのが手首のスナップである。

樹液を塗る際、手首をしなやかに動かすには、
テクニックとパワーを高次元で融合させなければならない。

昔、『ミヤマの人々』という虫取りを題材にした
アニメーションが一大ブームを巻き起こしたが、
その主人公、宇賀神・ヘラクレス・たかしが
愛用していた樹液養成ギプスを真似て自作したのが
写真のマシーンである。

スプリングを絶妙な強度に調整することによって
負荷が限りなくゼロに近くなっているので、
1日中着用することが可能というスグレモノだ。

幼少時代の一茂がこのマシーンを使っていたら、
虫取りの歴史は変わっていたかもしれない。

そんなスーパースター待望論が乳酸へと形を変え、
前腕に蓄積されつつ、
今日はこの辺で横になることにする。

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