昨日の妖怪パチャップス体験が忘れられず、 同じ場所へ行ってみた。 ホシは必ず現場に戻ってくるという格言を 引き合いに出すまでもなく、 同じ場所にパチャップスが 再び姿を現す可能性は高いからだ。 茂みに隠れ、4時間ほど粘る。 どうやら今回は空振りに終わったようだ。 あきらめて帰ろうとしたそのとき、 足下に不自然な形をした石が落ちているのを見つけた。 常軌を逸したその丸みは、 自然石の範疇を超えている。 もしやパチャップスの飴玉……? 私はその球体を舐めてみたが、 期待していたような甘味は皆無だった。 もしかしたら、これはパチャップスのフンかもしれない。 あるいは、極限の精神状態にあった私は、 この石を妖怪パチャップスと見間違えたのだろうか? いずれにせよ、こんな珍しい石には 何らかのご利益が潜んでいるはず。 持ち帰って床の間に飾ることにしよう。 ご利益が感じられないようなら、 ネットオークションで売りさばいてもいいだろう。 非常によい出品者の評価がつくことを確信しつつ、 今日はこの辺で横になることにする。
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