2010年1月27日水曜日

クリームよりも真っ白に

 
先週の木曜日に紹介した
パティシエの新世代スイーツが、
思ったよりも早く完成した。

子供たちの見果てぬ夢、お菓子の家である。

最新鋭の生クリーミング技術で書かれた
"NUTS HOUSE"の文字が
スプラッタ的なイメージをかき立て、
鼓動がいっそう早まる。

天守閣のシャチホコを思わせる
デコレーションは、和菓子職人としての
ルーツを確認する作業だったとのことだ。

早速いただいてみると、
壁のクッキーはダンボールのような食感。
そして色とりどりのラムネ菓子は
糖衣を施した錠剤のような噛み応えであった。

ナッツ自らがNUTS HOUSEを体内に取り込む姿を見て、
日本最古のパティシエは満足そうに目を細めた。

そしてそのまま目を閉じ、動かなくなった。

彼が数日間の徹夜作業で疲れて眠ってしまったのか。
それとももっと悲劇的な結末を暗示しているのか。

その辺の解釈は議論が白熱するところだ。

ちなみに私は、死んだと思っている。

偉大なるパティシエのご冥福を心よりお祈りしつつ、
今日はこの辺で横になることにする。

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