2010年1月20日水曜日

夜道を照らす新時代の光

 
サンタクロースからもらった魚肉ソーセージも、
いまや風前の灯火。

そろそろ何らかの形で収入を得ないと、
いよいよ生命維持に支障を来すことになりそうだ。

そこで今日から、
交通整理のアルバイトを始めることにした。

鮮やかなイルミネーションで
自らのわがままボディーをライトアップすれば、
ドライバーの視線は私に釘づけ。

見られるほどに私は美しさを増していき、
さらにお給金までもらえるのだから
こんな好待遇の仕事はない。

さらに、私が振るう誘導灯には
絶対の権力が宿っている。

信号よりも、標識よりも、
この私の指示こそが最優先事項なのだ。

ワーゲンのみの通行を許可したり、
ファミレスの駐車場にスクールバスを誘導し、
縦に3台並べて「ビンゴ!」と叫んだり、
道路交通法に縛られない私の次世代誘導は、
舗装道路上に革命をもたらした。

そう、いま私はアスファルトの帝王となったのだ。

しかし、早すぎる改革は
警備会社のキャパシティーを超越してしまったのか、
午前中の業務が終了した時点で解雇を宣告されてしまった。

結局お給金ももらえず終い。

いつの日か、私のみずみずしい感性を許容するべく
道交法が改善される日が来ることを祈りつつ、
今日はこの辺で横になることにする。

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