数日まえ東京に雪が降り、若干の積雪が観測された。 足下が滑りやすくなったり、交通機関がストップしたり 大人にとって積雪は厄介な存在だが、 子供たちにしてみたら一大イベントだ。 寒さをものともせずに雪合戦、雪だるま、かまくらなどの 積雪ライフをエンジョイすることは、 子供たちの権利であり義務でもある。 私が子供のころはスノーナッツ、 俗に言うスナッツ作りに夢中になったものだ。 写真をご覧いただければわかるように、 スナッツとは雪で作った落花生のオブジェ。 室町時代に豆農家の子供たちが考案した遊びで、 雪だるまのルーツとする説も有力だ。 私の田舎では、 「スナッツを食べると風邪をひかない。 その量は多ければ多いほどいい」 という言い伝えがあったので 友だちと競って食べ、何度も 冷えから来る胃腸機能の完全停止に見舞われた。 いまの私の超人的な消化吸収能力は、 このとき胃腸をいじめ抜いたからであることは 想像に難くない。 弱った胃腸は必ずより強い胃腸となって再生する。 流した脂汗の量は、決して嘘をつかないのだ。 スナッツ作りでかじかんだ手を ガスコンロで炙ってから、 今日はこの辺で横になることにする。
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