2010年3月17日水曜日

草食動物からの脱却

 
空腹でどうしようもなくなったとき、
私は近所の小学校へ行ってウサギのエサを分けてもらう。

私が小学生だったころはウサギのエサと言ったら
野菜の切れ端が中心だったが、
最近はウサギもなかなか贅沢だ。

人間の食事が欧米化するのに伴い、
アメリカナイズされたオートミール的なエサが
ウサギの主食となりつつあるという話も
現実味を帯びてきている。

なかでも写真のエサは栄養価、風味、湿り気と
どれを取っても申し分ない。

このハイクオリティーは、
人間としてのプライドを放棄するに
十分すぎる価値があるのだ。

そうは言っても、これは最後の手段。

ウサギに混じってエサをねだる中年男性の姿が
純心な小学生に与える影響の大きさを考えても、
1シーズンに1回が限度だろう。

エサをもらった後は、小学生といっしょに
ウサギ小屋の掃除をした。

働かざる者、食うべからず。
豆食わざる者、寂しいウサギと同じ末路をたどる。

そんな教訓が小学生たちの
心に刻み込まれることを祈りつつ、
今日はこの辺で横になることにする。

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