皆さんは豆俵という物をご存知だろうか? いわゆる米俵の豆バージョンと 思っていただいて差し支えないだろう。 俵の中には落花生、黒豆、 グリーンピースなどの各種豆類が、 ミックスベジタブル的な色合いを重視して 詰め込まれている。 私の地元では神社に奉納したり、 わんぱく相撲大会の賞品になったり、 非常にポピュラーな俵なのだ。 さらに運動会では"豆俵リフト"なる、 ひとりで何個豆俵を担げるかという競技まであった。 同級生の下山君のリフトは超高校級で、 隣町からやってきた背広姿の男が スカウトの目を光らせる中6つの豆俵を持ち上げて、 "早すぎたカレリンズリフト"の名を 欲しいままにしたほどだ。 現在、下山君はその背筋力を活かして 立ちションGメンの仕事をしているらしい。 街を徘徊して立ちション者を発見し、 口頭で注意を与えるとともに 若干の手数料を徴収するという公務だ。 旧友の活躍は私としても鼻が高いし、 励みにもなる。 私も早く虫取り人としての職務を再開したい。 そんなモチベーションを腸内に溜め込みながら、 今日はこの辺で横になることにする。
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